RecordChina 2020年10月9日(金) 18時40分
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中国科学院微生物研究所が研究開発した新型コロナウイルス抗体が、今年6月からすでに中国と米国で臨床試験に入っており、米国の臨床試験では現在すでに2期の段階に入っている。写真は北京での核酸検査。
中国科学院微生物研究所が発表した最新情報によると、同研究所が研究開発した新型コロナウイルス抗体「JS016」が、今年6月からすでに中国と米国で臨床試験に入っており、米国の臨床試験では現在すでに2期の段階に入っている。中国新聞社が伝えた。
特異性の中和抗体は同時に予防・治療効果を備えているため、新型コロナウイルスに対する「生物兵器」になると言われている。新型コロナの流行初期に、同研究所はすでにモノクローナル抗体の研究開発に着手していた。モノクローナルB細胞抗体を利用しプラットフォームを選び、回復期の患者の体内から多くの抗体を分離・選択した。そして企業との研究開発、産業化チームとの効率的な協力により、候補抗体の各ルート並行開発・規模化生産を速やかに展開した。
同研究所が研究開発したJS016は今年6月、健常者を使った初の新型コロナ治療性抗体臨床試験の許可を受けた。その後、中国と米国で臨床試験を開始し、7月上旬に1期試験のすべての被験者の募集を終えた。
同研究所は、「JS016の米国における臨床試験は全速力で推進されており、すでに2期に入っている。中国と世界の感染予防・抑制に重要な貢献を成し遂げる見通しだ」と発表した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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