香港のコメディ王、元カノに訴えられる。資産をめぐる裁判始まる

華流    2020年11月24日(火) 9時23分

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「香港のコメディ王」として日本でも広く知られているチャウ・シンチーが、以前の交際相手に訴えられたことが分かった。

11月18日、「少林サッカー」、「食神」などの映画で監督・主演を務め、「香港のコメディ王」として日本でも広く知られているチャウ・シンチー(周星馳)が、7000万香港ドル(約9億4000万円)の資産分与に関して、以前の交際相手に訴えられたことが分かった。

その理由は2002年から2010年の間、チャウ・シンチーが投資したヴィクトリア・ピークの山頂に立つ高級住宅「天比高」と、タイポー区の高級住宅街に位置する3つの物件、5つの駐車場と投資による利益の10%を、当時交際していた于文鳳に譲与すると口約束をしたものの、履行しなかったため。

于文鳳側の主張によると、2002年4月にチャウ・シンチー所有の芸能プロダクション・星輝海外の財務顧問になる契約を交わしたが、月2万香港ドル(約27万円)の報酬を受け取るのをやめ、代わりに上記投資項目から利益の10%を譲り受けることで合意したという。

これについてチャウ・シンチー側の弁護士は、単なる恋愛中の甘い約束であって、何の法的効力もないとした。また、「天比高」は投資目的ではなくチャウの住居として購入したもので、内装に4150万香港ドル(約5億6000万円)をかけ、2011年7月ようやく完成した。この時すでに2人は別れていたので、権利の主張に正当性が欠けていると指摘している。

現在法廷で争っている最中だが、中華圏で絶大な人気を誇るチャウ・シンチーが、この泥沼から脱出できるかどうか。裁判の行方から目が離せない。

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