Record China 2020年10月12日(月) 23時20分
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香港の女優マギー・チャンの4年前のインタビューが再び公開され、すでに女優業にピリオドを打ったような心境を語っていることに、ネット上では惜しむ声が多く上がっている。
香港の女優マギー・チャン(張曼玉)の4年前のインタビューが再び公開され、すでに女優業にピリオドを打ったような心境を語っていることに、ネット上では惜しむ声が多く上がっている。
現在56歳のマギー・チャンは、過去に香港金像奨や台湾金馬奨をはじめ、2004年には映画「クリーン」でカンヌ国際映画祭でも主演女優賞を獲得。しかし、この作品を最後に女優業から離れ、ここ16年間では2本の映画に友情出演したのみとなっている。
中国の映画情報サイトがこのほど、「アジアの最も偉大な映画人」のタイトルでマギー・チャンに行った4年前のインタビューを再掲載し、その内容が話題になっている。この中でマギー・チャンは、「自称するなら『かつて女優だった』と『1人の女優』のどちらと思うか」の質問に、「かつて女優だった」を選び、「すでに12年も離れているので、女優という肩書きには釣り合わない」とコメント。さらに、「人に言われないと自分が女優だったことを忘れている」とも語っている。
カンヌで受賞し、女優として最も輝かしい栄誉を獲得した後、あっさり映画界を離れたマギー・チャンだが、理由については「いろいろある」と語る。「ある事に終わりが見えた時、そこから離れると決めたら、成功を収めた時に離れるのがいいと思った」と、カンヌが絶好のタイミングでの授賞だったことにも言及している。
香港、中華圏だけでなくアジアを代表する女優となったマギー・チャンだが、16年に中国でも大ヒットした韓国ドラマ「応答せよ1988」で、美人の代表として会話の中に登場するなど、今でもその影響力は国内外で大きい。このインタビューについてネットユーザーからは、「4年が過ぎたが、今も同じ心境だろうか」「このまま二度と戻らないのはあまりに惜しい」「急にやめたのだから、何かきっかけがあれば再開してくれると信じる」といった声が寄せられている。(Mathilda)
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