中国が習主席の欧州歴訪を機に宣伝戦を強化、さらなる日本たたきを計画―SP紙

Record China    2014年3月1日(土) 12時52分

拡大

28日、中国の習近平国家主席が3月下旬にドイツやフランスなどを歴訪するに当たり、中国はさらなる日本たたきのため、日本に対する宣伝戦の強化を計画している。写真は南京大虐殺記念館。

(1 / 2 枚)

2014年2月28日、シンガポールの華字紙・聯合早報によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が3月下旬にドイツやフランスなどを歴訪するに当たり、中国はさらなる日本たたきのため、日本に対する宣伝戦の強化を計画している。

その他の写真

英紙デイリー・テレグラフは27日、習主席のドイツ訪問で焦点となるのは「第二次世界大戦」であると報じた。BBCは「中国が日本に対して宣伝戦で攻勢をかけている」と指摘。メディアを利用して「ドイツの深い反省と中国の目に映る日本の戦争と帝国主義拡大に関する不十分な謝罪」を強調していると伝えた。

中国政府は外国人記者を、1月には遼寧省瀋陽市にある旧日本軍の欧米人捕虜収容所跡に招待し、2月には南京大虐殺記念館に招いた。南京では中国政府の担当者が同行し、第二次大戦中のユダヤ人に対する大虐殺と比較して説明を行った。

記者は「第二次世界大戦に関し日本はこれまで何度も謝罪し、遺憾の意を述べている。特に95年の村山談話は最も有名だが、これらの謝罪は、南京大虐殺を否定したり、曖昧にしようとする保守系の政治家や学者によって帳消しにされてしまっている」と話している。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携