「ベルリンの慰安婦像を守って」韓国議員らが抗議書簡もネットで批判殺到、その理由は…

Record China    2020年10月14日(水) 19時20分

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13日、韓国・ニュース1は、韓国の国会議員113人が「ベルリンに設置されている慰安婦像を守ってほしい」と訴える書簡を駐韓ドイツ大使館に伝達したと伝えた。画像は韓国協議会Facebookより。

2020年10月13日、韓国・ニュース1は、韓国の国会議員113人が「ベルリンに設置されている慰安婦像を守ってほしい」と訴える書簡を駐韓ドイツ大使館に伝達したと伝えた。

韓国系市民団体「韓国協議会(Korea Verband)」がベルリン市ミッテ区に慰安婦像と日本の「慰安婦強制連行」の歴史が書かれた碑文を設置したが、区は先ごろ、設置許可を取り消し14日までに撤去するよう命じている。

記事によると、元慰安婦支援団体の理事長だった尹美香(ユン・ミヒャン)議員をはじめ与党「共に民主党」所属議員らが13日午前、与野党議員113人が署名したハイコ・マース独外相宛ての書簡を持参して大使館を訪れ、非公開の面談を行なった。

議員らは「韓国と日本を超え世界中の人が人権と平和の願いを込めて被害者の苦痛に連帯し成し遂げた成果が、再び日本政府による外交圧力により挫折すれば、新たな人権侵害の歴史がベルリンで刻まれるという残念な出来事になる」と懸念を示し、「慰安婦を撤去する動きがある。深い憂慮と遺憾を表す」と訴えたという。

また「今、世界中がドイツとミッテ区に注目している」「ドイツとベルリン、ミッテ区の懸命な決断と、女性がこれ以上戦時下の性暴力被害者になってはならないという明確なシグナルを送ってくださることを、心から願います」とも伝えたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「裁判を受けるべき人がこの中にいる」「詐欺師の尹美香議員がなぜそこにいるんだ?」「ここに名を連ねる資格がない」「議員を辞職すべき」「いい行動なのに、尹美香議員がいるのが…」など、元慰安婦への支援金を流用した疑惑などで起訴されている尹美香議員が参加していることへの批判が殺到している。その他「北朝鮮の子どもや女性たちの人権問題については何も言わないのか」などの声も上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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