米連邦議会議事堂で暴動を経験した記者が語る

CRI online    2021年1月10日(日) 11時20分

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 現地時間6日、米国の連邦議会議事堂に抗議者が侵入し、占拠したことが世界の関心を集めています。抗議者の行動がエスカレートするにつれて、議事堂に設けられた中国国際テレビ局の支局であるCGTN Americaを含む複数のメディアの報道拠点が攻撃されました。当日を振り返るCGTN Am...

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現地時間6日、米国の連邦議会議事堂に抗議者が侵入し、占拠したことが世界の関心を集めています。抗議者の行動がエスカレートするにつれて、議事堂に設けられた中国国際テレビ局の支局であるCGTN Americaを含む複数のメディアの報道拠点が攻撃されました。

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当日を振り返るCGTN Americaのナサン・キング記者

CGTN Americaの記者、ナサン・キング(Nathan King)氏は7日、当日の様子について、「報道チームは持参した設備が壊されたり、抗議者につばを吐かれた記者もいた」と振り返りました。ナサン氏は、「侵入者と異なる意見を持つ人は嫌がらせを受けた。しかし、現場には多くの勇ましい人たちがいた。また、勇気を必要とする出来事も多くあった。例えば、私と同じようにカメラの前に立つ記者や、カメラの後ろにいるディレクターたちは、罵声に耐えながらも、懸命に設備を守っていた」と述べました。

7日付の米紙ニューヨーク・タイムズの連邦議会報道担当記者も、上院と下院で経験した混乱について振り返りました。

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​1月6日、米連邦議会エリアに入り、議会ビルに侵入したデモ者を取り締まる警察

カメラマンのイリーン・シャフ氏は、「私は写真をたくさん撮った。黒い服をまとった2、3人の男性が近寄ってきて、『勤務先はどこか』と尋ねてきた。そして、私を地面に押さえつけてカメラを奪おうとした。大声で助けを求めたが、カメラ1台が奪われ、もう1台のレンズが壊された」と語りました。

このほか、ニューヨーク・タイムズのニコラス・ファンドス(Nicholas Fandos)記者は、現場で目撃した上院や、上院両党のマコーネル党首とシューマー党首の様子について、「私はメディア席に立っていたが、ペンス副大統領は何の説明もせずに飛び出していくのを見た。大勢の上院議員が、議事堂建築につながる狭い地下道に入っていた。中には78歳の上院共和党のマコーネル党首もいて、警備員に支えられながら、群衆を押しのけて歩いていた。上院民主党のシューマー党首補佐官も、シューマー氏のスーツの襟の後ろ部分をつかんでいた」と示しました。(朱、星)

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