2014年3月4日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の裁判所は、韓国で行われたTOEFLやGRE（米国などの大学院へ進学するのに必要な試験）の試験で、報酬を受け取って受験者の代わりに試験を受けたとして、中国人2人に懲役1年、別の中国人2人に懲役8カ月（いずれも2年の執行猶予付き）の判決を言い渡した。環球網が伝えた。

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調べによると、4人はインスタントメッセンジャーQQなどで依頼者と連絡を取り、韓国まで行って依頼者の代わりに受験していた。1回につき40〜200万ウォン（約3万8000〜19万円）の報酬を受けていた。4人の中には北京大学や清華大学といった名門校の学生もいた。彼らの英語のレベルは非常に高く、「TOEFL iBT」では120点満点中100点以上を獲得していた。

裁判所は、「試験の公平性や客観性、他の受験者に損失を与えた」としながらも、4人に前科がなく、報酬もわずかであったことから執行猶予付きの判決とした。（翻訳・編集/北田）