古代の検死官を描いた低予算ドラマが静かなブーム! 主演女優スー・シャオトンにも注目集まる

華流    2021年5月13日(木) 21時57分

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4月29日に配信開始されたサスペンスドラマ「御賜小仵作」の人気がじわじわと高まりつつあり、主演女優のスー・シャオトンの美しさと演技力に注目が集まっている。

唐王朝の検死官を描いたサスペンスドラマ「御賜小仵作」(原題)が、いま中国で静かなブームとなっている。このドラマは、今年4月29日に動画配信サービス・テンセントビデオ(騰訊視頻)が配信をスタート。現在までの累計視聴回数は1億回を超え、ドラマや映画のレビューサイト・Douban(豆瓣)では、10点満点中8.3という高スコアを叩き出し、ネットで話題となっている。

タイトルの一部にある「仵作」とは、古代中国に存在した検死を担当する役人のこと。若手女優のスー・シャオトン(蘇暁彤)が演じる主人公・楚楚は、唐王朝の末期に代々検死を生業とする家で育ち、検死官になるため長安を訪れる。そこで、ワン・ズーチー(王子奇)演じる推理の達人・蕭瑾瑜と出会い、一連の殺人事件の謎を解こうとするうちに、その背後にある陰謀に巻き込まれていくというストーリー。

法医学に造詣が深く、検死官試験の合格を目指す楚楚と、鋭い洞察力の持ち主で、父の死の真相を突き止めようと奮闘する蕭瑾瑜。2人が直面するスリルに満ちた謎解きと胸キュンな展開、どちらも存分に楽しめる傑作だ。

「御賜小仵作」に出演しているのは、ほぼ無名の新人俳優たち。制作費も抑えられているため、放送前は大きな話題にはならなかったが、放送直後からじわじわと人気に火が付き始めている。出演者たちの演技力、天才的な推理力を持つキャラクター、テンポのいいストーリー展開など、視聴者の目を釘付けにする要素が盛りだくさんで、ドラマのファンからは「期待していなかったが、意外にいい作品」、「今年のドラマのダークホース。絶対外せない」、「このドラマを見たら、他の似たようなドラマを観る気にならない」など、評価する声が集まっている。

また、主演のスー・シャオトンの美しさと演技力を称える声も多く、「第2のチャオ・ルースー(趙露思)になるかも」、「“花の95年組”の仲間入りを果たすのでは?」など、好意的なコメントが寄せられている。

「花の95年組(95花)」とは1995年以降に生まれた有名女優のことで、チャオ・ルースーはこれに数えられる。スー・シャオトンも「御賜小仵作」で世間やメディアの評価が高まりつつあり、「花の95年組」と呼ばれるようになる日も遠くないかもしれない。

今年放送された武峡ドラマ「山河令」は低予算にもかかわらず大ヒットとなったが、果たして「御賜小仵作」もこれに続くことができるのか。今後の展開に期待したい。

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