【CRI時評】中国はロシアとウクライナの和平交渉を支持

CRI時評    2022年3月10日(木) 12時30分

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 中国の習近平国家主席は8日、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相とのオンラインサミットで、欧州大陸で戦火が再燃したことを痛惜しているとした上で、ロシアとウクライナが困難を乗り越えて話し合い「結果を出し、和平を生み出す」ことを支持し、仏独両国が欧州自身の利益から出発して...

中国の習近平国家主席は8日、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相とのオンラインサミットで、欧州大陸で戦火が再燃したことを痛惜しているとした上で、ロシアとウクライナが困難を乗り越えて話し合い「結果を出し、和平を生み出す」ことを支持し、仏独両国が欧州自身の利益から出発してバランスが取れた有効かつ持続可能な欧州安全保障の枠組みの構築を推進することを支持し、欧州・ロシア・米国および北大西洋条約機構(NATO)が対等な話し合いを行うのを望んでいると表明した。

ウクライナ情勢が現在の状態にまで変化したことには、非常に複雑な歴史的経緯がある。その中で米国をはじめとするNATOには逃れられない責任がある。危機を解消したいなら、情勢を変化させた張本人である米国は冷戦思考を捨てて果たすべき責任を引き受けなければならず、火に油を注いだり、責任を転嫁したりしてはならない。

色眼鏡で見ることをしない人なら、中国側の立場が公明正大で、ウクライナ問題の政治的解決に向けて、和平の呼び掛けと交渉の促進に尽力していることが分かるだろう。中国側の提案は、戦争拡大の回避にとても重要であるだけでなく、ロシアとウクライナの和平交渉の推進にも有利な状況を作り出すものだ。

習主席はまた、中国は仏独両国が欧州自身の利益から出発し、欧州の恒久的な安全保障のために考え、戦略的自主を堅持することを支持すると述べた。これは、欧州が現在の危機について再考して対応するために極めて重要なことだ。仏独は欧州連合(EU)の「機関車」として慎重に事を行い、制裁によって情勢が激化するのを避けなければならない。欧州の地政学的な構造が衝撃を受ける中で、欧州は理性の角度から出発してウクライナ危機の真の根源を直視しなければならない。

中国と欧州は、国際社会における二つの重要な力として、和平を図り、発展を求め、協力を促すことにおいて共通の言葉を持っているのだから、役割を発揮して、揺れ動き変化する世界にさらに多くの安定性と確実性を注ぎ込むべきだ。(CRI論説員)

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