Record China 2020年10月16日(金) 17時20分
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16日、韓国・毎日経済は「日韓関係が過去最悪と言われている中、日本に良くない印象を持つ韓国人は大幅に増加したが、日本ではむしろ韓国に良い印象を持つ人が増加している」と報じた。写真はソウル。
2020年10月16日、韓国・毎日経済は「日韓関係が過去最悪と言われている中、日本に良くない印象を持つ韓国人は大幅に増加したが、日本ではむしろ韓国に良い印象を持つ人が増加している」と報じた。
記事によると、韓国の東アジア研究院と日本の言論NPOが両国国民を対象に行った日韓国民相互認識調査の結果、韓国では日本に「良くない」印象を持つ人が71.6%となり、昨年(49.9%)より20ポイント以上増加した。70%を超えたのは2015年以降初めてのこと。
韓国では反日感情が高まっている一方、日本では韓国に「良い」印象を持つ人が昨年(20.0%)より5.9ポイント増加の25.9%となった。韓国に「良くない」印象を持つ人は昨年(49.9%)よりやや減少した46.3%だったという。
日韓関係に対する評価でも、韓国では「悪い」との回答が88.4%で昨年(66.1%)より大幅に増加。一方、日本で「悪い」との回答は昨年(63.5%)より減少した54.7%となった。
日韓関係の重要性については、韓国は「重要だ」との回答が82.0%で昨年(84.0%)と同水準を記録、日本で「重要だ」との回答は48.1%で、調査が始まった2013年以降初めて50%を下回ったという。
この結果について、東アジア研究院と言論NPOは「韓国の世論は依然として日本との関係を重要視しており、反日感情が日本軽視論につながってはいないが、日本の世論で韓国の重要性は下落傾向にあり、韓国軽視論は進行形だ」と説明したという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「反省を知らない日本に好感を持てるはずがない」「日本人は嫌いじゃないけど、日本の過去とそれを謝罪しないずうずうしい日本は嫌い」「日本の一般人はいいんだけど、上に立つ人たちが問題」など、歴史問題での日本政府の態度を問題視する声が数多く寄せられている。中には「日本を好きになる必要はない。今みたいに必要な時にだけ協力し合う関係でいい」と冷めた声も。
一方で「韓国で反日感情が高まったのは韓国政府の政策が原因だ。韓国は国益を優先するべきで、過去に縛られて隣国と対立するのは賢明でない」と原因を分析する声や、昨年から続く日本製品不買運動に関して「韓国人はなぜ日韓関係を重要視しているのに反日運動をするのか」「日本は韓国を軽視している。やっぱり日本製品不買運動は続けるべきだ」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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