2014年3月6日、韓国・朝鮮日報によると、韓国の学者が中国の軍事費増強について「国力相応の軍事力を持とうとしている」と述べた。環球網が伝えた。

【その他の写真】

5日に公表された中国の2014年の国防予算は8082億3000万元（約13兆4000億円）で、前年比12．2％増。4年連続で2桁の増加となった。

ロシアメディアは、「中国は日本とフィリピンの2カ国との間に領土問題を抱えている上、中国国内では分裂勢力が存在する。中国は各種の脅威に対応するため、軍備を増強せざるを得ない状況だ」と伝えている。

一方、韓国亜洲大学の学者は、「中国の新指導者が中華民族の復興を旗印に掲げてから、外交と国防モデルは変化している。中国は領土主権などの核心的利益を保護するため、国力相応の軍事力を持とうとしている」と指摘している。（翻訳・編集/北田）