「陳情令」シャオ・ジャン&ワン・イーボーは有力候補じゃなかった! キャスティング裏話が明らかに

Record China    2020年10月18日(日) 11時20分

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国外でもヒットした昨年の人気ドラマ「陳情令」について、シャオ・ジャンとワン・イーボーが演じた主役コンビがもともとは想定外で、いずれも有力候補ではなかったことを制作側が明らかにしている。

国外でもヒットした昨年の人気ドラマ「陳情令」について、シャオ・ジャン(肖戦)とワン・イーボー(王一博)が演じた主役コンビがもともとは想定外で、いずれも有力候補ではなかったことを制作側が明らかにしている。

昨年夏に配信された武侠ファンタジーブロマンス時代劇「陳情令」は、中国だけでなくアジア各国でも大人気に。国外で真っ先に人気に火がついたタイでは、「ここ数年で最も成功した中国ドラマ」と現地メディアが称賛している。

人気小説を実写化した同作では、友情と信頼で結ばれた2人の仙師を演じたシャオ・ジャンとワン・イーボーも、作品のヒットに大きく貢献した。魏無羨を演じたシャオ・ジャンについてはもともと、悪賢くて残忍な一面を持つ薛洋役でオーディションに参加していた。しかし、プロデューサーの1人である楊夏(ヤン・シャー)氏によると、シャオ・ジャンの笑顔と魅力に引かれたこと、彼のSNSにあった古装姿の写真に魏無羨のイメージを見いだしたことから、最終的に主役に起用することになったという。

15年のオーディション番組を経てアイドルユニットの一員としてデビュー後、「陳情令」までは知名度も高くなかったシャオ・ジャンと比べ、ワン・イーボーは中韓混成ユニットUNIQのメンバーで、人気バラエティー番組にMCの1人として出演するなど、すでに知られた存在だった。「陳情令」で演じた藍湛役では、制作側によると資料選考の段階で2回落選していたという。しかしその後、ワン・イーボーに直接会った楊夏氏と同作の監督はいずれも、起用を即決したことを明かしている。

主役の2人以外にも魅力的なキャラクターが多数出演する「陳情令」だが、全キャストの中で最初に出演が決定したのは、魏無羨の姉弟子で、実の姉か母親のように魏無羨を慈しむ江厭離役を演じた女優シュエン・ルー(宣[王路])だった。実際は明るく活発な性格のシュエン・ルーだが、優しさに満ちた笑顔や、仕草や表情に柔らかい女性らしさがあることから、真っ先に選ばれたことが分かっている。(Mathilda

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