武力で隣国を脅迫することなかれ、領土問題は国際法廷で解決を―米太平洋軍司令官

Record China    2014年3月8日(土) 13時20分

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6日、米太平洋軍のロックリア司令官は「軍事力で脅迫するならば問題」と中国の領土問題に言及した。写真は中国海軍。

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2014年3月6日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「米太平洋軍司令官:中国は国際法廷で領土に関する主張を証明するべきだ」を掲載した。

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米太平洋軍のロックリア司令官は6日、ワシントンで開催されたシンクタンクの会合に出席した。中国政府は5日、全国人民代表大会(全人代)で2014年予算案を発表したが、軍事費は前年比12.2%増の8032億元(約13兆5000億円)と急増。ロックリア司令官は「その軍備をいかに用いるのかが問題だ。もし領土問題について合法的に主張することをあきらめ、軍事力で脅迫するのであれば問題だ」と発言した。

中国は南シナ海で「九段線」と呼ばれる領土主張を行っている。南シナ海の大半を自国の領海だと主張するもので、フィリピンやベトナムなどの隣国と対立している。ロックリア司令官は脅迫ではなく、国際法廷(ICJ)を利用して問題解決を図るべきだと提言した。(翻訳・編集/KT)

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