「決勝の舞台で雪辱」台湾が侍ジャパンをまさかの撃破! プレミア12初優勝を“大異変”と韓国メディア驚嘆「堅実な投手陣と打線の力で破った」 11-25 06:27
「東京ドームで大惨事」侍Jの“大番狂わせ”敗北に韓国メディアが反応「優勝を確信していた日本が満員の観客の前で...」「不安定な戸郷を放置」【プレミア12】 11-25 06:27
「中国の釣り堀って何が釣れる?」「突然喰ってくるのでドキドキ」とてもエモーショナル!ザリガニの炒め物がお楽しみ 11-25 06:24
四柱推命で導く豊かな循環を生み出す星「偏財」【一番わかりやすい はじめての四柱推命】 11-25 06:19
自民・生稲晃子氏 さっそく外務政務官としてトラブル…おニャン子時代の過去報道する韓国メディアも 11-25 06:09
中国の産業が急速に成長、韓国企業は空前のプレッシャーにさらされる―韓国メディア 11-25 06:05
人民銀、人民元の為替レートは合理的で均衡のとれた水準で基本的な安定を維持 11-25 06:05
林官房長官、鳥取・米子市で拉致被害者・松本京子さんの拉致現場視察 「政府の責任において最も有効な手立てを講じていく」 11-25 06:01
西郷真央が34年ぶり偉業 米ツアー新人王受賞「本当にうれしい」 11-25 06:12
LET ME KNOW が選ぶ10曲【インタビュー】ザ・キュアー「Jumping Someone Else's Train」 11-25 06:15

人を殴った、警察に捕まる!…逃亡生活30年、勇気を出して出頭した結果は?―中国

Record China    2020年10月24日(土) 20時20分

拡大

「丸々30年がたった。もう耐えられない。これ以上、逃げたいとは思わない」――。Zさんは寧夏回族自治区銀川市内の警察分署に、おずおずと足を運んだ。

「丸々30年だ。もう耐えられない。これ以上、逃げたいとは思わない」――。Zさん(写真)は寧夏回族自治区銀川市内の警察分署に、おずおずと足を運んだ。そして、30年前に自分が犯した“罪”を告白した。話を聞いた警察官は、遠く離れたZさんの故郷の警察に問い合わせをした。北京日報などが20日付で伝えた。

Zさんは江蘇省徐州市の出身だ。30年前の1990年、Zさんは22歳だった。血気盛んな若者で、その晩には友人と店で酒を飲んでいた。そして別の男性グループとささいなことで言い争いになった。どちらからともなく手が出た。そして、くんずほぐれつの大乱闘になった。

店内は大混乱した。Zさんは隙を見て現場を離れて自宅に戻った。Zさんはそれまで、犯罪に手を染めたことはなかった。それだけに警察に捕まることを恐れた。一晩中、自分が捕まる夢にうなされた。朝になり目が覚めた直後に、パトカーのサイレン音が、遠くからかすかに聞こえた。Zさんは、警察が自分を捕まえに来たと思った。飛び起きて、そのまま家から逃げた。それが、30年間の逃亡生活の始まりだった。

Zさんは、ひたすら北を目指した。到着したのは内モンゴル自治区西部のアラシャン盟だ。寧夏回族自治区の銀川でも暮らした。人目につく市街地に行く勇気はない。僻地の炭鉱やレンガ工場を転々としながら暮らした。職場に住み込んでの生活で、外出はしなかった。実家に連絡することもしなかった。他人にはうかがい知れない、苦しい生活だった。

最終的に決心したのは2020年10月15日だった。「丸々30年だ。もう耐えられない。これ以上、逃げたいとは思わない」と思ったからだ。なんとか勇気を振り絞って銀川市内の警察分署に足を運んで、「自分は罪を犯して、警察から逃げていました」と話した。

Zさんの左右のもみあげはすっかり白くなり、顔は黒くてしわだらけだ。50歳を少し過ぎたばかりだが、そうとは思えないほど老け込んで見えた。

警察官はZさんの話にもとづいて、ただちに徐州の警察と連絡を取った。Zさん本人が語った「自分自身の身分」には、間違いがないと分かった。そして、もう一つの事実も。Zさんは乱闘騒ぎを起こしたが、警察には手配されてなかった。つまり、最初から罪を問われてはいなかった。

そのことを告げられたZさんは、感極まって両手で顔を覆って泣き出した。「失われた30年」を激しく後悔したのか、あるいは安堵(あんど)の涙も混じっていたのか。それは誰にも分からない。

警察官は、さまざまな方面への問い合わせを続けた。その結果、Zさんの実家と連絡を取ることに成功した。Zさんは動画機能を利用して、家族と「再開」することができた。しかし30年の年月の間に、父も母も他界していたと知らされた。Zさんは再び、むせび泣くことになった。

Zさんは翌16日朝には、列車に乗って故郷に向かうことになった。警察官が付き添って、乗車券購入を手伝ってくれた。警察官はプラットホームまでやってきて、列車が動くにつれて次第に遠く離れていくZさんの姿を見送った。(翻訳・編集/如月隼人

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携