韓流ドラマを支える脚本家の9割が主婦、収入は大女優並み―中国メディア

Record China    2014年3月11日(火) 8時10分

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10日、韓国ドラマと言えば、がんや交通事故、難病などがお決まりだったが、今では脚の長いイケメン俳優や美人女優、豪華衣装などが新たな売りとなり、再び中国ドラマファンの心を捉えている。写真は韓国の観光公社。

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2014年3月10日、韓国ドラマと言えば、がんや交通事故、難病などがお決まりだったが、今では脚の長いイケメン俳優や美人女優、豪華衣装などが新たな売りとなり、再び中国ドラマファンの心を捉えている。画面を彩る美しい女優や衣装がドラマをヒットさせる大きな要素となっているが、舞台裏の脚本家たちの力も大きく関係している。韓国ドラマの脚本家の9割は主婦だという。揚子晩報が伝えた。

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中国で大ブームを巻き起こした韓国ドラマ「星から来たあなた」の大ヒットに大きく貢献しているのが脚本家のパク・チウンだ。家族をテーマにしたドラマ脚本を得意としており、「逆転の女王」や「僕の妻はスーパーウーマン」なども高視聴率を記録するヒットドラマとなった。パク・チウンは元々、囲碁のプロ棋士で、後になって脚本家に転向した。

昨年放送された「応答せよ1994」の脚本家を務めたのがイ・ウジョンだ。バスケ大祭典や米国ワールドカップなどの要素を取り入れ、アマチュアバスケットボールの人気が絶頂だった1994年を背景にしているため、多くの人を懐かしい思いにさせた。イ・ウジョンは元々、バラエティー番組の製作に携わり、後になって脚本家に転向した。

エリート脚本家のキム・ウンスクはもともと、韓国では有名な作家。「相続者たち」「パリの恋人」「シークレットガーデン」などのドラマが人気だ。中年の人気俳優が登場するドラマを得意としてきた。「紳士の品格」では、チャン・ドンゴンなどの中年イケメン俳優らが起用された。しかし、若者の思考が分からないわけではなく、最近では足が長いイケメンのイ・ミンホが中国でブレークするきっかけとなった「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ−相続者たち」を手がけた。

有名な姉妹脚本家、ホン・ミランとホン・ジョンウンの作品で有名なのは「主君の太陽」や「美男<イケメン>ですね−Fabulous☆Boys」など。コメディータッチのラブストーリーが多く、笑いあり涙ありのストーリーとなっている。

韓国の脚本家の90%以上が主婦である理由について、「星から来たあなた」の脚本を手掛けたパク・チウンは以前、「主婦は家事や子供の世話をしなければならないが、シナリオを書く時間もたくさんあり、失敗しても何も怖くない。また、現在の韓国女性は知識が豊富で、感情的に繊細。大作を仕上げる能力を備えている」と説明した。韓国では脚本家の収入は大女優らに引けを取らない。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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