韓国で教師を狙った「遠隔セクハラ」が増加、その手口とは?

Record China    2020年10月26日(月) 7時0分

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韓国ではコロナ対策としてのリモート授業の普及推進にともない、教師に対する「遠隔セクハラ」が増加しているという。

中国メディアの人民網は23日、韓国紙「京郷新聞」を引用して、同国ではリモート授業の推進にともない教師に対する「遠隔セクハラ」が増加していると報じた。

韓国では過去5年間に、生徒や保護者による教師に対するセクハラが1万8670件、発生しているという。今年に入ってから件数は急増しており、新型コロナウイルス感染防止のためのリモート授業の増加が原因との見方が出ている。

生徒による「遠隔セクハラ」の手口としては、(1)教師が求めた宿題の提出時にわいせつな動画を送信する、(2)オンライン授業時に性的内容を含む文章をアップロードして他の生徒と共有する、(3)授業中の教師の画像をキャプチャーして、その他のグループと共有して性を暗示する文言を書き込む――などがある。

対策としては、セクハラ行為をした生徒に学校関連の奉仕活動をさせたり、特別な教育を受けさせる、さらに一定の処罰を与える、などが行われているという。また学校側は、保護者に対する教育を行ったり、セクハラの被害を受けた教師に対する心理カウンセリングを行うなどしている。

また、オンライン授業を実施している際に、外部の人物が割り込んで、わいせつな行為を行ったために、授業を中断せざるをえない事態が発生したとの報告があるという。(翻訳・編集/如月隼人

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