無断で抗ウイルス剤を投与、私立幼稚園に保護者が抗議―陝西省西安市

Record China    2014年3月13日(木) 12時20分

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13日、陝西省西安市の私立幼稚園が園児に抗ウイルス剤を投与していたことが発覚し、問題となっている。写真は抗議する保護者。

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2014年3月13日、ウルムチ晩報によると、陝西省西安市の幼稚園が3年間にわたり子どもに抗ウイルス剤を投与していたことが分かった。

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陝西省西安市の楓韵幼稚園は2007年に開園した私立幼稚園。園児に抗ウイルス剤を投与していたことが発覚し問題となっている。幼稚園は子どもに体にいい薬だと説明し親には教えないようにと言いつけていたが、ある園児が薬を持ち帰って発覚した。その園児によると、3年前の入園以来、飲み続けてきたという。

事実を知った保護者は10日にネットで発表。翌11日には数十人の保護者が幼稚園に詰めかける騒ぎとなった。西安市はただちに調査グループを結成。薬は正しく投与されたものでリスクは小さいと説明したが、保護者たちは納得していない。

幼稚園には子どもが月に10日以上休んだ場合、園費が半額になるという規定がある。園児が病気で休まないようにという利益追求の薬品投与ではなかったのかと追求している。また、楓韵幼稚園は陝西省宋慶齡基金会が運営しているが、同基金会が運営する別の幼稚園でも抗ウイルス剤の投与が発覚している。(翻訳・編集/KT)

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