中国の国産大型旅客機C919は5時間ほどの飛行を経て、8日午後6時5分に「上海浦東～三亜～ハルビン」航路の長距離運航能力検証試験飛行を終え、ハルビン太平国際空港に無事着陸しました。同機がハルビン太平国際空港に登場したのはこれが初めてで、今後の商業運航にしっかりとした基礎を築きました。

　ハルビン太平国際空港は同機の通常航路および長距離運航能力を検証する試験飛行空港の一つです。今回の試験飛行は、搭乗手続きから乗客の搭乗、パイロットの操縦、機内サービス業務やメンテナンスなど全ての過程をシミュレーションし、さまざまな運営シーンにおける同機の各項目のパラメータを記録し、同機の安全性、信頼性、利便性、経済性をさらに検証することを目的としています。（提供/CRI）