米国の「気球」の不法侵入は珍しくない=外交部

CRI online    2023年2月14日(火) 12時10分

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中国外交部の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、米国の「気球」が中国の上空を通過したことに関する質問に対し、「国際社会が注目している問題でもある」とし、「米国側は技術を乱用して、同盟国を含めた全世界に対して大規模で無差別な傍受を行っている。頻繁に船や飛行機を派遣して中国近辺で偵察を行い、中国の主権を損なっているのは米国である」と指摘しました。

 そのうえで、「米国の『気球』が他国の領空に不法に侵入するのは珍しいことではない。昨年の一年に限っても、米国の高高度気球が中国の関連部門の承認を得ないまま、10数回も中国の領空に不法に侵入していた。米側は中国を非難するよりも、姿勢を改め、自ら反省すべきである」と述べました。

 汪報道官はさらに、「米国こそが世界最大の監視・偵察国家であり、世界最大規模のスパイネットワークを持っている。米国家安全保障局(NSA)が傍受していた対象には、ドイツ、フランス、ノルウェー、スウェーデン、オランダなど欧州の複数国の要人のショートメッセージや通話内容が含まれていた。米国は約100の在外公館内に傍受設備をひそかに設置しており、駐在国に対し密かに情報収集を行っている」と指摘しました。さらに、情報セキュリティのニューメディアである「アンゼッド(ANZED)」の報告書を引用して、「NSAはわずか30日の間に、世界で970億件のインターネットデータと1240億件の電話記録を遠隔で盗みとり、これには各国の大勢の市民のプライバシーが関わっている」と示しました。

 汪報道官は「米国が世界でどれだけのスパイ気球を飛ばしたかは、米国自身が一番よく知っている。どの国が世界最大のスパイ傍受帝国なのか、国際社会はよく見ている」と述べました。(提供/CRI

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