CRI online 2023年2月18日(土) 15時10分
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米ホワイトハウスの報道官が、「中国が米国の軍需企業に対する制裁を発表したのは、『気球事件』に対する大衆の目をそらすためだ」と発言したことを受け、中国外交部の汪文斌報道官は17日の定例記者会見で、「米国側は武力を濫用し、過剰な反応をしてはならない。気球に関する問題を利用して政治操作や中国への中傷もしてはならない」と述べました。
また、汪報道官は「目をそらすというが、逆に米国に聞きたいことがある。米国は、高度1万8000メートルの上空を飛行していた気球は見えるのに、オハイオ州の上空に漂う塩化ビニールを大量に含む“毒の雲”が見えないのはなぜか。米国は海底パイプライン『ノルドストリーム』の爆発について、最初は声高に調査や責任追及を主張していたのに、米記者による最新の調査報道が出た後、異常に静かになったのはなぜか」と述べた上で、米国が中国の気球を撃墜した後、3つの飛行物体を撃墜したことについて、その飛行物体の正体に対する説明を求めました。また「米国が、その3つの飛行物体が米国の領空に現れたことに対し、無責任な行為と思わないなら、なぜ勝手に中国を中傷するのだろうか」と問いかけました。(提供/CRI)
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