「習近平主席 文化へのまなざし」⑤ 河北省正定県の今と昔

CRI online    2023年2月18日(土) 17時10分

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 1982年3月から1985年5月まで、習近平氏は河北省正定県党委員会の副書記と書記を歴任し、3年あまりの任期中、全県を回りました。40数年前、政界に入ったばかりの習氏は、改革意識と革新の精神で、保護と発展のウィンウィンという新しい道を模索する中で、正定県を古都とする提案をしました。正定県での仕事において、習氏は自ら率先して文化財の救出・保護活動を推進しました。組織して文化財の一斉調査を行い、古院や古碑を修復し、保護制度を健全化し、古い建造物や古樹、文化財の保護範囲を画定し、明確な保護標識を確立する——こうした先見の明ある政策決定があったからこそ、古都の保護と発展を両立させるという理念が数十年にわたって地元の人々の心に根ざすものとなりました。

 習氏はかつて、「正定県は私が政治家としての第一歩を踏み出した地だ」と情感を込めて語っていました。正定県に思いを寄せ続けた若き習氏は、30年後、世界最大の政党の総書記となりました。新時代の10年、中国の文化建設は新たな歴史的高みへと引き上げられ、都市の歴史的・文化的遺構をしっかりと保護することは、習氏が地方の為政者たちに出した必答の課題です。彼の心の中には、歴史的な文化遺産を守り続ける責務は重いものであることを踏まえた上で、「私たちがそれらをしっかりと保存できなければ、それはひとつの罪であり、後世に恥じることとなってしまう」との思いがあるのです。(提供/CRI

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