外交部の汪文斌報道官は21日の定例記者会見で、「中国のジャイアントパンダ『シャンシャン』は中日双方のジャイアントパンダ保護研究協力における重要な成果であり、両国の友好交流を促進するかわいいメッセンジャーでもある。われわれは日本国民の惜別の気持ちを理解している。中日双方はこれからもジャイアントパンダの保護研究協力を続けていく」と表明しました。

　汪文斌報道官は「2017年に生まれた『シャンシャン』は、両国の人々の関心のもと、すくすくと成長し、常に日本国民に愛されてきた。『シャンシャン』は日本で暮らす他のパンダたちと共に、中日両国民の友好の促進に特別な貢献をしてきた」と示しました。

　また、汪報道官は「中日双方の入念な準備を経て、『シャンシャン』は本日、中国に戻ることになった。日本側はこのところ、『シャンシャン』のためにさまざまなお別れイベントを行い、『シャンシャン』との別れを惜しむ日本人が長蛇の列を作ったと聞いた」と述べた上で、「シャンシャンとその仲間たち」がこれからも中日両国の人々に喜びと友好をもたらすことを願っており、日本から多くの人が「シャンシャンとその仲間たち」に会いに、中国に来ることを歓迎すると語りました。（提供/CRI）