国際ルールの破壊者は中国ではなく米国=外交部

CRI online    2023年2月22日(水) 12時10分

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米国のシャーマン国務副長官の中国関連発言を受けて、外交部の汪文斌報道官は21日の定例記者会見で、「中国は国際秩序の擁護者である」として、国際ルールを踏みにじっているのは中国ではなく米国だと強調しました。

 報道によると、米国のシャーマン国務副長官は、中国にはルールに基づく国際秩序に異議を唱える能力があり、中国の挑戦はますます大きくなっていると述べています。

 これに対し、汪文斌報道官は「米国は『モンロー主義』から『カラー革命』、機密情報を共有する枠組み『ファイブアイズ』から 『クアッド(QUAD)』に至るまで、恣意的な政治覇権によって世界各地で対立をあおり、分裂を作り出してきた。米国こそ国際ルールと国際秩序の最大の破壊者だということは事実が示している。このほど米国は、中国側の度重なる状況説明にもかかわらず、基本的な事実を無視して『スパイ気球』ストーリーをでっち上げ、バイデン米大統領の発令により戦闘機で中国側の民間無人飛行船を撃墜した。これこそ米国の覇権といじめの証明である」と示しました。

 また、汪報道官は米国に対して「他人に『レッテル』を貼るのではなく、自らを省み、過ちを正し、覇権を捨てて主権を尊重し、平和共存の道を共に求め、いじめをやめて互恵ウィンウィンのために努力すべきだ」と忠告しました。(提供/CRI

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