外交部の汪文斌報道官は21日の定例記者会見で、「中国側は、米国による中ロ関係への口出し、脅迫や圧力を決して受け入れない」と強調しました。

　報道によると、ブリンケン米国務長官はこのほど、「中国がロシアに『殺傷力のある支援』を提供した場合、良くない結果がもたらされることを中国はわかっている」と述べました。しかし、米国のいう「結果」の内容については説明を避けたとのことです。

　これについて、汪報道官は、「米国はウクライナへの最大の武器提供国であり、昨日も5億ドルの軍事支援の追加を発表した。米国は、中国側の武器提供について虚偽の情報を流し続けているが、その意図はどこにあるのか。中国とロシアの全面的な戦略的協力パートナーシップは、非同盟、非対立、いかなる第三国をも対象としないことを基礎としており、これは2つの独立国家の主権内の問題だ。米国側は自らの行いを反省すべきであり、火に油を注ぎ、機に乗じて利益をむさぼるようなことをやめ、中国のように和解と交渉の促進に真剣に取り組むべきだ」と指摘しました。（提供/CRI）