「春耕」進む 農業用物資の供給に余裕=中国

CRI online    2023年2月23日(木) 16時10分

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農業農村部が発表した最新の農業生産状況によりますと、国内では現在、夏穀物と食用油の生産基盤が良好で、農業用物資の供給に余裕があり、「春耕(春の種まき前に土地を耕すこと)」が進んでいます。秋まきコムギの作付面積は3億3000万ムー(約2200万ヘクタール)以上で、前年を上回る成長ぶりです。秋まきアブラナの作付面積は1億1000万ムー(約733万ヘクタール)以上で、正常に成長しています。南西部では冬コムギが新しい分けつ(茎)ができ、穂が作られる時期に入り、長江・淮河地域では冬コムギが根付き、状況は前年より良好です。

 山西省の農業農村庁によりますと、同省のコムギかんがい区では現在、累計でかんがい水量が7100万立方メートル、かんがい面積が83万3000ムー(約5万5533ヘクタール)に上っています。

 東北部では春耕が進み、農機や種、化学肥料など農業用物資の需要が激増しています。遼寧省大連市の税関は通関手続きを改善し、輸入農業用物資が遅滞なく現場に届くようにしています。(殷、柳川)

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