マレーシア航空不明機捜索に中国が大軍を動員、領土争いを見据え軍事力アピール―中国

Record China    2014年3月16日(日) 8時51分

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13日、ロイターは、中国がマレーシア航空不明機の捜索を通じて大々的に軍事力をアピールしていると報じた。中国の動機には南シナ海と東シナ海の領有権争いをにらんだ軍事力のアピールという性格が強い。写真は中国のミサイル駆逐艦、海口号。

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2014年3月13日、ロイターは、中国がマレーシア航空不明機の捜索を通じて大々的に軍事力をアピールしていると報じた。15日、参考消息網が伝えた。

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各国が不明機の捜索に協力しているが、中国が派遣した軍事力は群を抜いている。海軍艦艇4隻、沿岸警備船4隻、航空機8機を動員したほか、10基もの衛星も活用されている。中国の動機には、もちろん150人以上もの中国人乗客が搭乗していることへの配慮もあるが、南シナ海と東シナ海の領有権争いをにらんだ軍事力のアピールという性格も強い。

さらに国内的なアピールという側面もあると、シンガポールの東南アジア研究所のイアン・ストーリー上級研究員は指摘する。今回の事件は、海外での自国民保護、遠洋地域での活動といった新たなミッションに対応するべきだとの意見を後押しするもので、国防費の拡大につながる可能性もあると分析した。(翻訳・編集/KT)

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