四川省の大学が農作業を必修科目に、ネットには賛否両論―中国

Record China    2020年11月9日(月) 9時0分

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中国メディアの川北在線は3日、「中国四川省の大学が農作業を必修科目にした」との記事を転載した。

中国メディアの川北在線は3日、「中国四川省の大学が農作業を必修科目にした」との記事を転載した。

記事によると、全国に先駆けてこの科目を設けたのは四川大学錦城学院。苦労に耐えて労働に励む精神を育むのが狙いで、ネット上には「子どもを大学に入れたのはしっかりと勉強させるため。大学に行ってからも農作業をしなければならないなら何の意味があるのか」「実際に労働に参加させることは苦労に耐えて働く精神を鍛えるだけでなく、農作業の大変さ、食べ物を手に入れることの大変さを分からせてくれる」といった賛否の声の他、「これは一種のイノベーション。即否定するのではなく、最終的な効果を見てみるべき」との意見も寄せられたという。

一方、記事の筆者は「この取り組みには2つの良い点がある」として、「体を鍛え、苦労に耐えて労働に励む精神を養うことができる」「農作業の大変さを理解し、食べ物の大切さが分かる」の2つを指摘。前者については多くの学生に体力の低下や実践の場でうまく動けないケースが見られることを挙げ、後者に関しては食べ物を粗末にする学生が多いことに言及した。(翻訳・編集/野谷

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