2014年3月17日、マレーシア政府はタリバンが実効支配しているパキスタンとアフガニスタンの辺境地区に不明機が着陸した可能性もあるとみているが、ロイターはアフガニスタンのタリバン関係者の発言として「先進設備を備えている国でも航空機の消息をつかめていないのだ。我々が提供できる情報はない」と紹介した。香港紙・明報が伝えた。

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さらに、パキスタンのタリバン関係者は、「我々に同航空機をハイジャックする能力はない」とハイジャックへの関与も否定している。マレーシア機の消息に関してインド側は、「インドはインド・パキスタン辺境を厳しく監視しており、マレーシア機が監視の目をかいくぐり飛行することは不可能だ。ヒマラヤ山脈一帯はレーダーが弱いため、航空機が山の地形を利用し、低空飛行すれば理論上はレーダーから逃れることができる。だが、それには地形を熟知し、低空飛行のテクニックを身に付けていることが必要となる」と指摘している。（翻訳・編集/内山）