19歳の平均身長、東アジアで一番高いのは日本?中国?韓国?―中国メディア

Record China    2020年11月11日(水) 21時20分

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中国メディアの観察者網は10日、英医学誌ランセットで発表された最新の研究結果として、「中韓の5~19歳の平均身長は世界で最も速いペースで伸びていることが分かった」と報じた。写真は中国の若者。

中国メディアの観察者網は10日、英医学誌ランセットで発表された最新の研究結果として、「1985~2019年にかけて、中韓の5~19歳の平均身長は世界で最も速いペースで伸びていることが分かった」と報じた。

うち、中国の19歳の平均身長は男性が175.7センチ、女性が163.5センチで、いずれも韓国(男性175.5センチ、女性163.2センチ)を抜いて東アジアで1位となった。35年間で中国19歳男性の平均身長は8センチ伸び、その伸び幅は200カ国・地域中、1位。中国19歳女性の伸び幅は世界3位の6センチで、世界範囲の身長ランキングではそれぞれ150位から65位、129位から54位に順位を上げたという。

このほか、19歳の平均身長が最も高かったのは男女ともオランダ(男性183.8センチ、女性170.4センチ)で、最も低かったのは男性が東ティモール(160.1センチ)、女性がグアテマラ(150.9センチ)だった。日本は男性172.2センチ、女性158.5センチという結果が出たそうだ。

記事によると、この研究は英インペリアル・カレッジ・ロンドンが主導したもので、チームが分析した1985~2019年までの研究は2000件以上。記事は、「平均身長が最も高い国と低い国の間に約20センチの開きを生んだ原因として飲食が考えられる。多くの国・地域の子どもは5歳まで健康状況が比較的良好なのに5歳を過ぎるとはっきりとした後退が見られることが現在の問題だ」との考えを示し、研究者からは「世界の栄養政策は主に5歳以下の子どもに注目している。だが、年齢が比較的上の子どもと青少年の成長にもより関心を寄せるべきだということが研究で明らかになった」との認識が示されたと紹介した。(翻訳・編集/野谷

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