【CRI時評】この重要な時に、上海協力機構が「四つの共同体」構築を提案

CRI時評    2020年11月12日(木) 11時0分

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一つの共同宣言、六つの協力声明、各分野の協力文書は、新型コロナ下でオンラインで開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議の豊富な成果を証明するものだ。資料写真。

一つの共同宣言、六つの協力声明、各分野の協力文書は、新型コロナ下でオンラインで開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議の豊富な成果を証明するものだ。特に中国の習近平国家主席が10日の首脳会議で発表した重要談話で、「上海精神」の発揚を強調し、「四つの共同体」の構築という重要なイニシアチブを打ち出したことは、SCOの次の段階の発展に方向性を示しただけでなく、人類運命共同体の内容を豊かにするものでもあり、地域と世界の平和と発展の維持にとって意義深い。

世界規模の感染症と百年未曾有の大変局が重なり合い、国際社会が、多国間主義か一国主義か、開放か閉鎖か、協力か対抗かという重大な選択に直面する中、相互信頼、互恵、平等、協商、文明の多様性の尊重、共同発展の追求という「上海精神」の強調、および中国の最高指導者が初めてSCOの枠組みで打ち出した「衛生健康共同体」「安全共同体」「発展共同体」「人的・文化的共同体」の構築という重大なイニシアチブは、SCOの発展の本質を体現するだけでなく、鮮明な時代的特徴を持つものでもあり、目下の世界的な危機の解決に向けた「中国プラン」を提供している。

また、中国側が申し出た、世界保健機関(WHO)の指導的役割発揮への支持、各国の共同予防・抑制活動の強化、「政治ウイルス」への共同ボイコットの呼び掛け、さらにSCO諸国によるワクチン需要などの主張を積極的に検討する意思表明、およびSCOの加盟国、オブザーバー国、対話パートナー国が積極的に参加した第3回中国国際輸入博覧会の開催は、目下最も差し迫った感染症対策協力と経済振興の問題への回答であり、SCO「大家族」に、感染症に打ち勝ち、各分野の協力を深める自信と力を注ぎ込んでいる。(CRI論説員)

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