CRI時評 2020年11月16日(月) 12時15分
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8年・計28ラウンドの正式交渉を経て、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の協定調印式が15日、オンライン形式で順調に完了した。資料写真。
8年・計28ラウンドの正式交渉を経て、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の協定調印式が15日、オンライン形式で順調に完了した。世界で人口が最も多く、メンバー構成が最も多元的で、発展の潜在力が最も大きい自由貿易圏がここに誕生した。
協定の調印は、巨大な成長の潜在力を秘めた東アジア市場が、貿易保護主義の逆流に確固たる「反対票」を投じ、開放と協力こそが互恵・ウィンウィンを実現するための正しい方式であることを、世界に証明した。
協定の調印は、コロナ禍で低迷する世界経済にエネルギーを注ぎ込み、世界経済発展への信念を力強く高め、多国間主義への信念を揺るぎないものとする。同時に、地域経済の一体化をさらに進め、各加盟国の比較優位を十分に発揮しながら、東アジア地域の経済の活力と成長の潜在力をさらに解き放ち、地域の発展と繁栄を促す。
中国にとって、協定の調印は、対外開放を継続するという中国の政策決定層の揺るぎない約束の実現だ。RCEPの発足を契機として、中国はその超大規模な市場の優位性と内需の潜在力をよりよく発揮し、高いレベルの対外開放を進め、より多くの発展のボーナスを世界と共有していく。
グローバル化は、逆流に遭いながらも今日まで発展してきた。RCEP協定の順調な調印は、経済・貿易分野の「デカップリング(切り離し)」は人々の共感を得られず、多国間主義と自由貿易こそが人類にとって正しい道であることを、改めて証明している。(CRI論説員)
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