2014年3月21日、東京・代々木第一体育館でファッションイベント「東京ランウェイ2014S/S」が開催された。2012年から年2回行われており、今回で5回目の開催となる。

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今回のテーマは「WHAT IS FASHION？」。何が本当のファッションなのか？何が本当に良いモノなのか？世界からみて、日本らしさとは？という問いを深く追求していく。

アジアステージには、タイから日系ファッション雑誌rayの2013年モデルコンテストのファイナリストで、日本とタイ混合のガールズボーカル・ダンスグループ「HIPSTAR」の一員として活躍中の「MIW」とミス・ティーン・タイランドの「Sep」が出演した。MIWは「タイと日本で頑張りたい」と抱負を語り、日本のファッションについて「かわいいと感じた」とコメントした。

台湾からは2013年「FamilyMart ASIA COLLECTION BIG STAGE」でグランプリを受賞しモデルとしてブレイク中の「Fairy」、中国からは2013年「FamilyMart ASIA COLLECTION SHANGHAI FESTIVAL」でグランプリ受賞し、上海を中心にモデルとして活躍中の「WEI YANNI」が出演した。

また、2014年5月にタイ・バンコクのサイアム・ワン・ショッピング・センター内に「TOKYO RUNWAY SHOP 1号店」がオープンすることが発表された。東京ランウェイを運営する株式会社アイグリッツのタイのパートナー企業・VERTEX ASIA社、タイのTAO KAE NOI社、中国、アジアで日系カジュアルブランドを展開するFASHION PORT社の3社が合弁会社Tokyo Runway Marketing Co Ltdを設立し、運営にあたる。夏にはバンコク伊勢丹でFASHION PORT社が運営している店舗を名称変更し、「TOKYO RUNWAY SHOP 2号店」を開業するほか、3年以内に5店舗の開業を目指す。

神戸で始まった「神戸コレクション」が東京に進出し「東京ランウェイ」となり、日本だけにとどまらないアジア全土を巻き込んだファッションイベントに進化しつつある。今後の展開から目が離せなくなりそうだ。（提供/Global News Asia・撮影/編集：太田雅幸、春原有貴、村田魁）