2014年3月21日、中国青年報は記事「日韓関係の急速な改善は難しい」を掲載した。

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オランダ・ハーグでの日米韓首脳会談開催が決まった。日韓首脳外交の再開により、長らく停滞していた日韓関係の改善が期待される。しかし中国青年報は急激な改善は難しいとの見方を示した。

強硬姿勢を貫いていた韓国が首脳会談受け入れに転じたのは米国の圧力が大きい。4月のオバマ大統領アジア歴訪を前に、日韓関係を改善するよう強力に働きかけていた。しかし韓国側の不満が解消したわけではない。

安倍晋三首相は歴代内閣と同じく河野談話を継承していると表明したが、韓国にとっては河野談話、村山談話の継承はスタート地点に戻ったに過ぎない。求めているのはより深い“誠意”だという。具体的な内容については明かされていないが、日本政府が慰安婦徴用の責任を認め謝罪すること、賠償を行うことが韓国側の求める落としどころだとみられている。（翻訳・編集/KT）