Record China 2014年3月22日(土) 2時10分
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17日、日本で暮らす中国人女性が小学校で見た光景をブログにつづった。アクシデントに冷静な対応を示す日本の小学生を訓練された兵士のようだと形容している。写真は日本の小学校。
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2014年3月17日、日本で暮らす中国人女性が日本の小学校で見た光景をブログにつづった。
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小学1年生の娘が通う小学校のオープンスクールに行ってみた。1週間、保護者が好きな時間に自由に校内を見学できるようになっている。私は仕事の都合で、最終日の給食時間に娘のクラスを訪れた。
私が廊下に立って見ていると、各クラスの給食係7〜8人が三角巾にマスク、エプロン姿で隊列を組み、給食室から主食や副食の入ったバケツやケースを運んでいる。約30人分の料理が入っているから、どれも重そうだ。すると娘のクラスの給食係の男の子が転んでしまい、廊下に魚のフライをぶちまけてしまった。とても大きな音がしたので、担任が教室から飛んで来て、すぐにフライをケースに戻し、床をふき始めた。
転んだ男の子はそばに立ってうつむいていたが、担任は叱ったりしない。同級生もからかったり、責めたりしない。ほかの給食係の子供たちは自分の仕事をきちんとこなし、同級生たちはちゃんと椅子に座って静かに配膳を待っている。「僕たちのおかずがなくなった!」と騒ぎ出す子供は1人もいなかった。その冷静沈着な姿はまるでよく訓練された兵士のようだ。まだほんの1年生なのに。
「おかずはどうするんだろう?」と心配する私の前で、担任が給食係の1人に「放送室に行って、1年1組のフライが無くなったと言って」と頼んだ。数分後、「各クラスは余った魚のフライを1年1組に届けて下さい」という校内放送が流れた。すると他のクラスの給食係が次々にやって来て、余ったフライを黙って置いていく。あっという間に人数分の魚のフライが届けられたのだった。(翻訳・編集/本郷)
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