「中国から出て行け」国会占拠騒動が飛び火、台湾人アーティストが“封殺”に?―台湾メディア

Record China    2014年3月23日(日) 13時4分

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22日、台湾で発生した学生による立法院(国会)占拠騒動に関連して、中国では台湾の人気アーティストの“封殺”が始まる情報が流れている。写真はチャン・シュエン。

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2014年3月22日、台湾で発生した学生による立法院(国会)占拠騒動に関連して、中国では台湾の人気アーティストの“封殺”が始まると情報が流れている。NOWnewsが伝えた。

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中台間で結ばれたサービス貿易の自由化協定について、反対および審議やり直しを求める学生たちが、立法院を占拠している今回の騒動。これに関連して、中国の国営ラジオ・中央人民広播電台の関係者を名乗る人物が、「台湾独立を支持するアーティストの楽曲は放送禁止にする」との通達を受けた、とインターネット上で発表。本当に“封殺”が始まるのか注目を集めた。

“封殺”対象として名前が挙がっているのは、人気ロックバンドのメイデイ五月天)をはじめ、男性歌手のヨガ・リン(林宥嘉)やクラウド・ルー(盧廣仲)、ウィリアム・ウェイ(韋禮安)。さらに女性歌手のアーメイ(張恵妹)やチャン・シュエン(張懸)など。チャン・シュエンは昨年、ソロライブでの「台湾国旗」騒動が話題に。メイデイについては、発表した楽曲「起来」のMVが、「学生への応援ソングだ」とのレッテルを貼られ、名前が挙がったものだ。

台湾の複数のレコード会社では、“封殺”の動きについて「聞いていない」とコメント。中国の一部メディアも「噂にすぎない」と報道している。また中国のラジオ局関係者も、上層部から文書による通達を受け取っての“封殺”に至ったことは、「前例がない」とコメント。あくまでネットユーザーの勝手な噂であるとの見方を示している。

22日現在では、中国で台湾人アーティストの“封殺”は見られていない。しかしネット上では立法院占拠が続く中、「気に入らないなら中国から出て行け」と、台湾人アーティストへのバッシングは拡大している。(翻訳・編集/Mathilda

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