2014年3月22日、香港の俳優エディソン・チャン（陳冠希）が、6年前に発生した写真流出事件の女性タレントたちとの共演を「拒否しない」と語った。新華網が伝えた。

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08年1月に発生し、香港社会を震撼させたのが、人気女性タレントのプライベート写真がネット上に大量流出した事件。彼女らの写真を撮り、流出のきっかけを作ってしまったのがエディソンだった。事件の影響で香港芸能界からの無期限引退を発表したが、11年頃から歌手活動などで少しずつ復帰。今月はじめにネット上で配信スタートしたドラマ「探霊[木當]案」が、中華圏での本格的な俳優復帰作となった。

サスペンスドラマ「探霊[木當]案」は今月8日に配信スタートし、最初の1時間でPV数は12万回を突破。3日間で3000万回を突破し、中国のネット配信ドラマとしては過去最高記録を樹立した。

22日、「探霊[木當]案」のヒットを祝うセレモニーに出席したエディソンが、これまでの6年間について語った。約6年ぶりにカメラの前に立つのは、「羞恥心も覚えなかったし、かえって以前より自然体でいられた」という。世間からのバッシングにさらされ続けたが、「成長を実感するし、自信をもてるようになった」とも話している。

「探霊[木當]案」のヒットを受けて、続編やスピンオフ映画の製作も浮上している。写真流出の被写体になった女優セシリア・チャン（張柏芝）、TWINSのジリアン・チョン（鍾欣桐）らを想定し、「過去の恋人と共演する覚悟は？」と突っ込んだ質問に、エディソンは避けることなく回答。「監督を信頼しているので、監督がキャスティングしたのなら、相手が新人でも宇宙人でも、誰でもいい」と話していた。（翻訳・編集/Mathilda）