<マレーシア機不明>メディア排除で乗客家族と密室会議=「秘密情報は何もなかった」―中国

Record China    2014年3月24日(月) 12時47分

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23日、マレーシア航空370便が行方不明になっている問題で、マレーシア側は北京で乗客の家族たちと7時間にわたる非公開会議を行った。だが、家族側は「秘密情報などは何もなかった」と明かしている。写真は待機中の乗客家族。

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2014年3月23日、マレーシア航空370便が行方不明になっている問題で、マレーシア側は北京で乗客の家族たちと7時間にわたる非公開会議を行った。だが、家族側は「秘密情報などは何もなかった」と明かしている。中国日報網が伝えた。

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22日の面談では、マレーシア航空の代表が家族の質問に答えず会場を後にしたため、家族側の不満を呼んでいた。23日、同社は「一部の情報は公開できない」として、安全を保証すること、メディアを入れないこと、家族側は書面で質問すること、という条件で、7時間近くにわたる会議を行った。

乗客の家族によると、マレーシア側は事件が調査段階であること、パイロットと地上との交信記録は機密にあたるため公開できないといった内容を語ったという。MH370が、酸欠状態でどれだけ飛行できたのかという質問については、一定の高度を超えると酸素マスクが自動的に下り、酸素を22分間供給することになっているという回答があった。

MH370がレーダーから消失した後に再び出現したことについては、一定の高度で飛行すると、レーダーに盲点ができるため、と説明された。マレーシアの軍関係者は、個人的には飛行機は陸地に着陸しておらず、回避行動も取っていないと判断する、と述べた。インドネシアとオーストラリアからの情報では、インドネシアの「Naning」と呼ばれる地域とオーストラリアのパース付近の無人島を捜索したが、飛行機は発見できなかったという。現在、南北の回廊空域の中間地帯における捜索は中止されている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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