Record China 2020年11月20日(金) 19時20分
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19日、韓国・聯合ニュースによると、米ウォール・ストリート・ジャーナルが「韓国はコロナウイルスのワクチンに対し、米国や欧州連合よりはるかに慎重な姿勢を示している」としてその理由を分析した。写真は韓国。
2020年11月19日、韓国・聯合ニュースによると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が「韓国は新型コロナウイルスのワクチンに対し、米国や欧州連合(EU)よりはるかに慎重な姿勢を示している」としてその理由を分析した。
記事によると、WSJは「最近ファイザーとモデルナが開発中のコロナワクチンに肯定的な臨床試験結果が出たが、韓国政府のワクチン供給へのアプローチは米国やEUよりはるかに慎重だ」と指摘。その上で、韓国の保健福祉部長官の「一般的な予想に反し、むしろ向こうからわれわれに早く契約を結ぼうと言ってくる状況だ」との発言を紹介した。
また、「米国、EU、日本は来年初めのワクチンの接種開始を希望しているが、韓国は来年後半を目標にしている」と比較しつつ、国際ワクチン研究所(IVI)のイ・チョルス博士の「韓国は少ない感染者数を維持できるのに、慌ててワクチンを注文してリスクを犯す理由がない。米国やEUのように急を要する状況ではない」とのコメントも掲載したという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「やっぱり韓国政府は有能だ。副作用やその他のリスクが分かっていない薬を何の対策もなく国民に投与する必要はない」「当然のこと。副作用の恐ろしさを確認してから判断しても遅くない」「韓国はワクチンを自ら開発できるから急ぐ必要ない。日本とは違う」など、政府の対応に賛同する声が上がっている。
一方で「全国民が待ち望んでいるのになぜ?余裕なんてないよ」と不満げな声や、「買わないのではなく買えないのでは?」「コロナで支持率を維持している政権だから、ワクチン接種の時期はできるだけ遅らせたいのだろう」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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