日本人はストレスが大きいと言われる、なのになぜ長生きなのか―中国メディア

Record China    2020年11月21日(土) 21時20分

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18日、中国のポータルサイト・百度に「日本人はストレスが大きいと言われるのに、どうして長生きできるのか」とする記事が掲載された。

2020年11月18日、中国のポータルサイト・百度に「日本人はストレスが大きいと言われるのに、どうして長生きできるのか」とする記事が掲載された。

記事は、厚生労働省のデータとして2019年における日本の平均寿命が女性で87.45歳、男性で81.41歳であるとし、世界でもトップクラスの長寿大国、健康大国であると伝えた。一方で日本は「疲労大国」であり、ある調査では日本人の60%が日常的に疲労を感じており、「過労死」という言葉も日本で生まれたと紹介。「矛盾しているではないか。過度の疲労は心身の健康に悪影響を与えるのに、どうして日本人はこんなに長生きできるのか」と疑問を提起した。

そして日本人が長生きできる秘訣として、まず食事に言及。量は少なめでも食材の種類が豊富な朝食、肉と野菜がバランスよく組み合わされた定食が多い昼食、シンプルで野菜主体の夕食という三食が健康にいいとしたほか、油を用いた調理が少ない点も日本の食文化の特徴であり、体に優しいのだと紹介している。

次に、充実した医療も日本の長寿大国を支える大きな要因になっているとし、各種健康保険や高額医療制度などにより、日常的な医療費はもちろんのこと突発的な入院治療の費用も家計で負担できる範囲内に十分収めることができるため、市民が積極的に医療機関を受診する習慣が定着していることを挙げた。また、日本人の6割以上が定期的に検診を受けているとし、定期検診の習慣が病気の早期発見を可能とし、結果的に長寿につながっているのだと説明した。

さらに、ストレス社会の中で日本人は「楽しむ」ことも心得ていると指摘。各種サービス業の充実に加え、マッサージ器やアイマスクなど心身をリラックスさせる製品が実に多く販売されているとした。また、機能性飲料の種類も豊富で、スタミナドリンクを飲んで疲労を回復させている日本人も多いと紹介したほか、心身のリフレッシュにつながる旅行が好きな人が多いという点についても「言及する必要がある」とした。(翻訳・編集/川尻

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