米国人監督の尖閣映画「釣魚島の真相」が公開、中国領と主張―中国メディア

Record China    2014年3月24日(月) 14時4分

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23日、北京で米映画「釣魚島の真相」の発表会が行われた。欧米でも広い範囲で公開し、テレビ放映やDVD化も行う予定だという。

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2014年3月23日、米映画会社モナレックスの制作した記録映画「Diaoyu Island−The Truth(釣魚島の真相)」の発表会が北京で行われた。映画は上映時間約40分で、クリス・D・ネーベ監督が50万ドル(約5000万円)を投じて制作した。24日から中国で上映される。中国新聞社が伝えた。

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映画は1890年代以降に日本が中国を侵略した戦争を振り返り、日清戦争後に日本が尖閣諸島(中国名・釣魚島)を「強奪」した経緯を記し、同島が古くから中国の領土だったことを説明することで、日本に過去を反省し、歴史を直視するよう促す内容になっているとしている。また、南京大虐殺や731部隊が行った人体実験などについても触れたほか、1951年のサンフランシスコ条約締結の際に中国からの返還要求を米国政府が無視したことも批判する内容となっている。

制作には1年余りを要し、当時の写真や映像資料を多数使用したほか、中国の南京大虐殺記念館や孫中山記念館などでも撮影が行われた。撮影を思い立ったきっかけは、欧米メディアの多くが中国に不利な内容ばかりで、正しい歴史や史実に基づいた根拠のある情報がなく、歴史の真相を伝える必要があると感じたことだという。

ネーベ監督は、この映画を欧米でも広い範囲で公開し、テレビ放映やDVD化も行う予定だとしている。(翻訳・編集/岡田)

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