コロナ対応「中国は米国より優れている」、米国への評価が最も低かったのは韓国―14カ国世論調査

Record China    2020年12月7日(月) 14時0分

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中国紙・環球時報は7日、米誌の報道を引用して、「14カ国での世論調査で、中国の新型コロナウイルスへの対応は米国より優れている」と報じた。写真は上海浦東国際空港。

中国紙・環球時報は7日、米誌の報道を引用して、「14カ国での世論調査で、中国の新型コロナウイルスへの対応は米国より優れていると評価された」と報じた。

4日付の米誌ニューズウィークの記事「多くの人が中国の新型コロナウイルスの対応は米国よりも優れていると評価」は、米ピュー・リサーチ・センターが今年6~8月に米国、英国、日本、韓国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダデンマーク、ベルギー、スウェーデンで行った調査の結果を紹介している。

同調査では、米国の新型コロナへの対応について「良かった」との評価が15%にとどまったのに対し、中国の対応が「良かった」との評価は37%だった。

ニューズウィークの記事は、「日本、韓国、オーストラリアは中国の対応について特に否定的な評価を下している」として、この3カ国では73%超が中国の対応は良くなかったと回答したことを伝えた。

一方で、「全体的な評価においては、米国は著しく劣っていた」とし、全体の約84%が米国の対応を良くなかったと回答したことを説明。米国への評価が特に悪かった国に韓国とデンマークを挙げ、「それぞれ93%、92%が、米国の対応は良くなかったと回答している」と伝えた。

ニューズウィークは、「米国はコロナウイルスの症例が1000万件を超えた世界で唯一の国だ」とする一方、「中国では9万3333件にとどまり、感染者数のランキングで70番目になっている。国の厳格な都市封鎖は終了し、新規感染者は5月までにほぼゼロに急減した」と評価した。

ただ、「中国に対する見方は以前よりも否定的になっている」とし、「米国人の74%が中国を否定的な目で見ている」とも伝えている。(翻訳・編集/北田

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