日本政府が行う「Go To キャンペーン」で日本人の醜い姿があらわになったとする報道が、中国でも注目を集めている。
日本政府が行う「Go To キャンペーン」で日本人の醜い姿があらわになったとする報道が、中国でも注目を集めている。
関心が寄せられているのは日刊ゲンダイが21日付で掲載した「ホテルの嘆き…GO TO キャンペーンで『日本人の醜い姿』があらわに」と題する記事。高級ホテルに勤務する従業員らの話として、「Go To トラベル」が実施されてから「セクハラ発言をする」「外国人スタッフに差別的な発言をする」「有料の飲料などを利用するも申告せずにそのままチェックアウトする」「ホテルの備品を片っ端から持ち帰る」といった日本人客が増えたと伝えた。
また、「日本人客は食事でもテーブルを散らかし、部屋も汚く使う人が多い」「インバウンド客は声が大きく騒がしかったが、金払いは良く、部屋をきれいに使ってくれる」とのホテル従業員の声を紹介。「Go To トラベル」によって客層に変化が生じたことに言及する一方で、「日本人の“本性”を浮き彫りにした」とも指摘している。
中国メディアの観察者網は23日付の記事で「日本人観光客を優遇する政策(Go To トラベル)が、逆に日本のホテルを苦しめている」として日刊ゲンダイの記事を取り上げた。そして、「実際、日本のメディアはこれまでたびたび外国人観光客のマナーの問題を批判してきた。近隣の韓国、中国、台湾などはいずれもその対象だった」と伝えた。
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