CRI時評 2020年11月24日(火) 15時50分
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11月17日から22日まで、BRICS第12回首脳会議、アジア太平洋経済協力会議(APEC)第27回非公式首脳会議、主要20カ国・地域(G20)第15回首脳会議が相次いで開催された。写真は武漢駅。
11月17日から22日まで、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国)第12回首脳会議、アジア太平洋経済協力会議(APEC)第27回非公式首脳会議、主要20カ国・地域(G20)第15回首脳会議が相次いで開催された。
中国は、いち早く職場復帰・生産再開した国として、この三つの首脳会議で、世界経済の回復を促す包括的な「中国プラン」を提案した。その核心は「開放、イノベーション、包摂、エコ」にある。これは、中国の経験の総括から発したものであり、世界経済の発展の方向性にも一致し、世界経済が泥沼から抜け出すのを促すことになるだろう。
これらのイニシアチブは、三つの重要なガバナンスプラットフォームに百年の変局における歴史的位置付けを明示しているだけでなく、ポストコロナ時代の国際秩序の構築にも重要な指針を提供している。
コロナ禍のグローバル経済ガバナンスは重要な転換期を迎えている。G20首脳会議での、多国間貿易体制の断固維持からデジタルガバナンスのいっそうの重視までの一連の主張は間違いなく、グローバル経済ガバナンスのより公平公正な方向への前進を促すことになるだろう。
三つの首脳会議を通じてわれわれが目にしたのは、中国は決して歴史を逆戻りすることはなく、「デカップリング」を求めたり閉鎖的排他的な「小さい輪」をつくったりすることはない、ということだ。混迷を払いのけ、高きに登って遠くを眺める。平和と発展が時代のテーマであることは変わらない。世界の多極化と経済のグローバル化という時代の流れもひっくり返せない。(CRI論説員)
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