「豚は全身みな宝」中国人の“豚足愛”、英国養豚業界の救世主に―米メディア

Record China    2014年3月27日(木) 22時20分

拡大

24日、米デジタルメディア・Quartzは「豚足を愛する中国が、英国の養豚業を救う」と題する記事を掲載した。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年3月24日、米デジタルメディア・Quartzは「豚足を愛する中国が、英国の養豚業を救う」と題する記事を掲載した。環球時報が26日付で伝えた。

その他の写真

英国の養豚農家と豚肉生産者はこの15年、安価な輸入豚肉と欧州の主要輸出先での消費減に悩まされてきた。英国国内の豚肉生産量も減少を続けている。

それを救い、繁栄期へと導いたのが中国だ。英国の飲食関連団体のデータによると、世界最大の豚肉消費国・中国への輸出量は昨年、92%増えた。

中国の豚肉の各部位に対する需要の大きさは、養豚農家の“福音”となっている。上記団体の担当者は「中国の豚肉需要はとても大きい。中国の消費者は豚頭や豚足など、われわれが口にしない部位も好む」と話す。

中国で急増する中所得層は、豚の鼻から尾まで、豚肉製品を最も好む。英国では昨年、豚肉の“廃棄部位”の輸出量が11年比18%も増えた。

肉類製品は、増加を続ける対中貿易をけん引する要素の一つとなっている。英国の養豚業界は近い将来、もう一つの大きな発展を迎えることになるだろう。英中両国は昨年12月、英国が人口受精センターで採取されたブタの雄の生殖細胞を中国に輸出することで合意した。年間4500万ポンド(約76億円)相当の経済効果が見込まれている。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携