人民網日本語版 2020年11月27日(金) 21時0分
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中国の専門家は、内モンゴル満洲里の新型コロナはロシアで流行しているウイルス株に酷似していると説明した。
内モンゴル自治区新型コロナウイルス対策指揮部が26日に開催した第70回記者会見で、内モンゴル疾病予防管理センターの王文瑞主任は、「当センターの専門家が、フルンボイル市疾病予防管理センターに行き、同市で今月21日に新型コロナウイルス感染が確認された2人のゲノムシークエンシングを行った」と紹介した。中国新聞網が伝えた。
王主任は、「ゲノムシークエンシングの結果、今回、満洲里市で確認された新型コロナウイルス感染者のウイルスは、L型欧州家系分支I(B.1.1分支)で、すでに公開されている世界の新型コロナウイルス遺伝子配列データバンクと中国に流入した新型コロナウイルスの遺伝子配列データバンクを比較すると、ロシアで流行しているウイルス株に酷似している」と説明し、「満洲里市の今回の集団感染は、海外から流入した新型コロナウイルスが原因だろう」との見方を示した。
そして、「今後、当センターは、今回の集団感染の感染源を調査し、その他の感染者にもゲノムシークエンシングを行って比較する」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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