東京で行われたアシアナ機内食イベント、大盛況ぶりに韓国ネット「驚いた」「なんだか悲しい…」

Record China    2020年11月30日(月) 13時20分

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26日、韓国・東亜日報によると、韓国観光公社が開催した「2020 KOREA WEEK IN TOKYO」でアシアナ航空の機内食体験が行われた。資料写真。

2020年11月26日、韓国・東亜日報は、韓国観光公社が開催した「2020 KOREA WEEK IN TOKYO」でアシアナ航空の機内食体験が行われ、韓国好きの日本人が多数参加し韓国旅行気分を味わった、と報じた。

記事によると、新型コロナウイルス感染症の拡散により日韓間の旅行も中断されている中、イベントは都内のホテルで行われ、応募者750人の中から抽選で選ばれた47人が参加。制服姿の客室乗務員が、プルコギがメインの機内食をサービスした。

コロナ以前は頻繁に韓国旅行を楽しんでいたという大学生の女性は、機内食に歓声を上げ、写真をSNSに載せた。「機内食を食べると本当に飛行機に乗って韓国に行くような気がして楽しい」とコメントしている。2002年のサッカー・ワールドカップを機に韓国に関心を持ち、8カ月間、韓国語を学んだという男性は「韓国に行く時に乗った飛行機で食べたコチュジャンとピビンパの味は忘れられない」「今は政治、外交的に日韓関係が芳しくないが、民間では韓流などもあり、これまで以上に親しくなっていると思う」と話し、「こういう時こそ交流を広げるべきだ」と呼び掛けたという。

韓国観光公社東京支社の鄭辰洙(チョン・ジンス)支社長は「今日の参加者は、日韓間の旅行が可能になれば、明日にでも訪韓するというような人たち」とし、「そういった人たちにコロナの中でも韓国の魅力を伝えようと、イベントを企画した」と話したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国に行けないからと機内食を食べたがる日本人がそんなにいるなんて驚いた。日韓関係がもう少し良くなって、互いに友好的な国になれますように」「日本人が嫌いでも、韓国が好きだという日本人を悪く言うのはやめよう」「政治的には嫌い合っても、国民同士は互いに尊重して暮らしていこうよ」「航空会社にも、参加者にもうれしいイベントだね」「いいイベントを考えたと思う」など、肯定的な声が多数寄せられている。

その他「韓国に行きたくても行けないから、せめて機内食でも楽しもうとイベントに参加したなんて、何だか悲しい。早くコロナが終息して、みんなが海外旅行に行ける日が来るといいのに」「韓国人が日本料理を食べたくて16倍の競争率を勝ち抜いてイベントに参加した、なんて記事が出たら、どんなコメントがつくだろうな」「日本といえば何でも悪く言い毛嫌いするのはよくない。今、日本に対してできる最も賢明な復讐(ふくしゅう)は、できるだけ大勢の日本人を親韓にすることだ」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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