台湾の俳優ゴッドフリー・ガオ（高以翔）がバラエティー番組の収録中に倒れ、急死してから27日でちょうど1年を迎え、人気ユニットF4出身のヴァネス・ウー（呉建豪）らが共同で故人に捧げる楽曲を発表した。

ゴッドフリー・ガオは昨年11月27日未明、中国・浙江衛星テレビのバラエティー番組の収録中に倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。同番組は人気タレントがスポーツで身体能力を競う内容だが、疲労に加えて、強度の高い運動により心臓発作を起こしたことが明らかになっている。35歳の若さでの突然すぎる死は当時、ファンだけでなく世間の人々に大きな衝撃を与えた。

その死からちょうど1年を迎えた27日、ヴァネス・ウーをはじめ、女性歌手のシンディー・ユエン（袁詠琳）、男性歌手のシュー・ジンハオ（許晋豪）らがそろって収録した楽曲「一起走過」を発表。ゴッドフリー・ガオへの思いと大きな愛を伝えている。

中国版ツイッターの微博（ウェイボー）では27日、「ゴッドフリー・ガオの死から1年」のタグが話題ランキングの上位に登場。多くのネットユーザーが哀悼の言葉を寄せ、死後1年を報じるニュースサイト大手・新浪（SINA）の記事には、5万件を超えるコメントが集まっている。

なお、昨年11月27日正午に浙江衛星テレビがゴッドフリー・ガオの死亡を発表した後、遺体は12月2日に上海から台湾へ戻り、同15日に告別式が行われた。現在は新北市金山区にある墓地で眠っている。（Mathilda）