Record China 2020年12月1日(火) 15時20分
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30日、韓国・ニューシスによると、元慰安婦支援団体の会計不正疑惑などで起訴された尹美香被告の初公判がソウル西部地裁で開かれた。尹被告は起訴事実を全面否認したという。写真はソウルの慰安婦像。
2020年11月30日、韓国・ニューシスによると、元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正議連)」の会計不正疑惑などで起訴された同団体の前代表で与党「共に民主党」議員の尹美香(ユン・ミヒャン)被告の初公判がソウル西部地裁で開かれた。尹被告は起訴事実を全面否認したという。
同日は公判準備手続きが行われ、尹被告は出廷しなかった。検察は今年9月、尹被告を補助金管理法違反、地方財政法違反、詐欺、寄付金品法違反、業務上横領、準詐欺、業務上背任、公衆衛生法違反の疑いで起訴した。
特に尹被告は2017年11月から今年1月まで、元慰安婦の吉元玉(キル・ウォノク)さんの心身障害を利用し、総額7920万ウォン(約750万円)を不正に受け取ったとされている。検察はこのうち5000万ウォンは正義連が吉さんに贈った「女性人権賞」の賞金1億ウォンの中から寄付させたものだとしている。これについて尹被告の弁護人は「吉さんとはお互い献身的に助け合って仕事をしてきた。吉さんに意思能力がないことを利用して(寄付金を)受け取ったとの指摘は、事実と異なる」「悪用したというのは常識に反する」と反論したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「こんな人がなぜ国会議員になれたのか」「まだ監獄に入ってなかったのか」「ずうずうしい」「自分の犯した罪を認めて罰を受け、静かに過ごしてほしい」「尹被告は最初から慰安婦問題に関心などなかった。ただ自分の出世の道具に利用しただけだ」「この人が堂々と議員バッジを付けているということが、この国の不正腐敗の証明だ」など、批判の声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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