Record China 2020年12月1日(火) 22時20分
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30日、韓国・聯合ニュースは、アジアの富豪一族ランキングについて伝えた。韓国からはサムスンが5位、現代が18位に選ばれた。写真は現代自動車。
2020年11月30日、韓国・聯合ニュースは、アジアの富豪一族ランキングについて伝えた。韓国からはサムスンが5位、現代が18位に選ばれた。
記事によると、アジアの富豪一族上位20社が現在保有している財産は4630億ドル(約48兆2000億円)に達する。
1位はインド最大の民間企業リライアンス・インダストリーズを経営する財閥アンバニ家で、保有財産は760億ドルだった。アンバニ家のムケシュ・アンバニ会長は今年8月、ブルームバーグの集計でアジアトップはもちろん、世界4位の富豪にもランクインしていた。リライアンスグループは現在、インド最大の通信会社、インド最大の石油会社、大手流通会社などを抱えている。
2位は、香港最大の不動産開発会社である新鴻基グループを率いる郭一族(320億ドル)で、3位はタイCP(Charoen Pokphand)グループを率いるチェンワノン家(317億ドル)、4位はインドネシアのたばこ大手DjarumやBCA銀行などを所有するハルトノ一族(313億ドル)、次いで韓国のサムスンの李一族が5位(266億ドル)につけたという。
なお今回の集計対象からは、創業者が率いる第1世代企業と後継者が1人の企業は除外されている。そのため、アリババグループをはじめ中国本土の企業の多くは順位から除外されたという。
これを受け、韓国のネット上では「世界のサムスンよりも上を行く一族があるなんて」「どうせならサムスンが1位になったらいいな」などの声が上がる一方で、「恥ずかしいランキング。企業が発展すべきなのに、一族運営で自分たちだけが実利を得たようなもの。だから財閥と言う」「富豪5位だから何?。違法や脱法などの容疑で裁判所に入り浸ってるじゃん」「全国民が自分の暮らしで精一杯なのに」など否定的な意見も目立つ。
その他「資本主義時代ではお金持ちが王様」「インドが1位なのは身分制度のおかげじゃない?」などさまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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