【CRI時評】中国・ASEAN博覧会、開放を拡大する中国の決心を示す証

CRI時評    2020年12月2日(水) 12時25分

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11月30日に閉幕した第17回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会は目覚ましい「成績表」を出した。

オンラインとオフラインで計150回以上の経済貿易促進イベントが行われ、計86件の国内外投資協力プロジェクトが締結。総投資額の伸び率は過去最高となった。11月30日に閉幕した第17回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会は目覚ましい「成績表」を出した。中国とASEANの友好関係および経済貿易などの分野における交流と協力を全面的に深めただけでなく、より緊密な中国・ASEAN運命共同体の建設におけるもう一つの生き生きとした実践となった。

今回の博覧会は例年と異なり、コロナ禍という特殊な状況下で開催された。予定通りに開催されたことは、中国が感染症の流行を効果的に予防・抑制したことを明らかにし、さらには中国がより高いレベルの対外開放を堅持し、中国とASEANの経済貿易協力を推し進めるという決心を示している。

中国の習近平国家主席は、第17回中国・ASEAN博覧会と中国・ASEANビジネス投資サミットの開会式でスピーチし、「新しい状況下で、中国はASEANを周辺外交における優先的方向および『一帯一路』の質の高い共同建設における重点地域と見ている。中国は、ASEAN共同体の建設を支持し、東アジア協力におけるASEANの中心的地位を支持し、開放的で包摂的な地域の枠組みの構築においてASEANがより大きな役割を果たすことを支持する」と強調した上で、より緊密な中国・ASEAN運命共同体の建設をめぐり、4つの提案を行い、中国とASEANの今後の協力の方向性を明示し、双方の協力強化の信念をいっそう高めた。

こうした状況下で、博覧会が上げた豊かな成果は、間違いなく双方の経済・社会の発展に新たな動力を注ぎ込み、中国・ASEAN間の巨大な協力の可能性を示した。今年開催された中国国際サービス貿易交易会、中国国際輸入博覧会、そして今回の中国・ASEAN博覧会において、中国は終始、国内外の企業の交流と協力に「365日間永遠に幕が下りない」体験を提供することに注力し、確固不動として開放を拡大する決心を示してきた。

確固不動として開放を拡大する中国は、自らが回復することによって世界が一緒に回復するのを後押しすべく懸命に取り組んでいる。ASEANを含む世界各国はみな、その利益を受けることになるだろう。(CRI論説員)

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